玉村中学校1年生のみなさんへ
先日は私のつたない話を熱心に聴いていただき、ありがとうございました。
自分でも事前にあれもこれもと話したいことばかりで、少しもまとまらずに当日になってしまいました。
やっとのことで話すことをまとめ、文章にしましたが、いざみなさんを前にすると一向に思い通りにはならず、自分自身歯がゆい思いでした。また夢は実現する話や、まして生まれ変わりの話など、はたして受け入れてもらえるかどうか心配でした。
ところがみなさん本当に熱心に聴いていただき、まとを得た質問などもあり、こちらとしてもきちんと質問に答えられたか心配です。
そして昨日家に帰ると、玉中から厚い封筒が来ており中を開けると、みなさん一人一人のお礼の文章が書いてありました。一枚一枚丁寧に読ませていただきました。手書きの文章は訴えるものがありますね。みな個性があり、書いたり消したり一生懸命さが伝わってきます。そして皆きちんと感じたこと、思ったことを表現してくれました。ほんとうに感動いたしました。ありがとうございました。
私の経験や思っていることが、みなさんの今後の人生に少しで役立ってくれればと思います。また自分自身も今後ますます勉強し、いろいろなことを吸収したいと思っています。
また何人かの方が私の紹介した本を読みたいという文がありましたので、わずかですがその本を寄贈いたしますので、利用してください。
今私たちを取り巻く環境は危機的状況です。地球温暖化の問題、環境汚染、人口問題、オゾンホール、森林伐採、水資源問題など、そして社会的に見れば、自分の感情で親が子を殺す、お金のために子が親を殺す、いじめによる自殺など日常的に起こっています。
それらすべては人を思いやらない、自分さえよければと皆が突き進んできた結果です。
どうすればよいか。
今こそ私たちは自分さえよければという考えを止め、人間として世のため、人のため尽くすという原点に立った生き方を、多くの人たちが実行しなくてはならない時です。
あの時話ましたが、まず思うこと強く思うこと、思いは力です。
そして実行すること。
そのことによってしか世の中は変わりません。そして一人が二人、二人が四人と増え、ある一定の数以上の人たちが思い、実行したとき世の中は確実に変わります。
その一人一人にみなさんになってもらいたい。みなさんなら出来ると思います。
残された時間はあまりないのです。期待しています。ありがとうございました。
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