はとりさとるのつれづれ日記帳

敷島公園Ｎ邸

前橋敷島公園の北側、のんびりと

釣り糸をたれる人のいる池や、緑濃い

松林を望む絶好の場所に、この敷地はあります。

ロケーションを生かし、木造平屋で計画された

この家は、緑の多いこの場所に、うまく溶け

込んでくれるでしょうか。

Ｔ邸

　旧群馬町、今は高崎市となった地域で、少し榛名山

の傾斜にかかった見晴らしのよい場所、

それがこのＴさんの家の敷地です。

金融関係にお勤めの御主人と、役所勤務の奥さん、

小学生２人のためのすまいです。

西に雄大な榛名山、北に赤城山が望め、南には遠く

南上州の山々や高崎の市街地も見える、眺望の良い

敷地です。

食堂は榛名山が望める位置に、隣接する台所からもまた、

家事ｺｰﾅｰからも大きな窓を通して雄大な尾根が見えます。

居間は日当たりと通風と眺望のたっぷりとれる位置に

配置しました。

2階の子供室も、同じく見晴らしの良い部屋になります。

また居間から子供室様子が感じられるようにしました。

そのほか、出来るだけ自然の材料をというＴさんの希望

に沿った仕上げで考えています。

着工が楽しみです。

玉村の家１４

Ｈａさんの家が上棟になりました。

幾日か続いた雨も上がり、新緑も美しいこの日

真新しい材木が職人さん達によって、組みたてられ

家の形になって行く、そんな風景はいつ見ても感動します。

上で働く人達もこの日ばかりはなにか、晴れがましい雰囲気です。

下で見上げるＨａさん親子も、本当に嬉しそうです。

以前人から言われたことがあります。

「医者や弁護士は人から尊敬されている職業だけれども、

相手は病人であったり、訴訟をかかえて人間の病んだ部分と

つきあって生きている。だけど建築は人々の夢や希望を相手

に仕事をしている。

素晴らしい職業と思うが、だからよけいにきを引き締めて」

まさにそのとおりで、晴れがましい職人さん達、にこにこした施主を囲んで

安全と立派な完成を祈っての乾杯でした。

玉村の家14

以前に事務所と、自宅を設計させていただいた玉村のHさんから

娘さん御夫婦と子供さんの家を設計して欲しいとの依頼があったのが

去年の６月ころでしょうか。

時間をかけて打ち合わせ、設計を終え、いよいよ着工となりました。

ご自分で設備会社を経営していることで、多くの職人さんとの付き合いがある

こともあって、今回は直営工事となりました。

施主と下請けの工事会社が直接契約ということになりました。

職人さんたちとの調整は、こちらでやるようなことになりそうです。

今後のことも考え引き受けることにしました。

どうなりますことか、楽しみです。

玉村の家12

玉村の郊外の開けた場所にこの敷地はあります。

比較的面積に余裕があるため、車のゾーンと

プライベートゾーンにしっかりと分けることが出来ました。

家族の集まる居間食堂を広く、そして南面に配置し、吹きぬけとしました。

２階の子供室も吹きぬけに面し、家族の一体感を主に計画しました。

素敵な家になると思います。

H氏のすまい（4）

H氏のすまいのい８回目の打ち合わせ。

オーストラリアに帰省していたご主人のRさんが帰って

こられたので、打ち合わせとなりました。

以前に「ファニチャー？」といわれていたので、所員が細かい家具と家具配置を

作っておきました。（普通は作らないんですが）

これを見てRさん大喜びで、携帯のカメラでｶﾞｼｬｶﾞｼｬ撮影していました。

細かい点での打ち合わせに入ってきました。

お風呂とか洗面所など、生活が多少違うので気をつかいます。

でも楽しみです。

In邸

伊勢崎に住むInさんの家です。

郊外の比較的昔の雰囲気が残っている地域に敷地があります。

面積的に比較的余裕のある敷地で、道路は北側にあり、

南の隣地には家が建っていますが迫ってはいません。

まだ若い夫婦と３人の子供たちが住むすまいとなります。

一番良い南東の部分に居間を設け、各室を中庭を取り囲むように配置し、

何処からも中庭が望めるよう計画しました。

楽しみです。

藤岡の家完成です。

　　　　　　　　　

藤岡の家が完成しました。

娘の部活の仲の良かった友達のご両親からの依頼でした。

お話を頂いたのがちょうど一昨年の春ごろでしょうか。ちょうど2年たっての完成です。

藤岡の市内、大通りから少し入った住宅街がこの敷地になります。

おばあちゃんとご夫婦、娘３人の住まいです。真ん中の娘さんは新潟に嫁いでいて

子供さん2人ですが、事あるごとに帰省しているようです。

大家族のために１階は駐車場と玄関と物置。

2階に居間台所、浴室とおばあちゃんの和室。そして娘の帰省時に泊まる、予備室

としました。居間を広くとり、台所との境をなくしオープンキッチンとし、家族の対話を

重視して考えました。

３階には夫婦に寝室と、娘２人の寝室を設けました。

おばあちゃんのことも考え３階までエレベータを設置しました。

３階建てで、１階が車庫となると木造では無理で、鉄骨造となりました。

重量鉄骨で基礎部分にまで鉄骨柱を埋め込み、柱脚固定とし、

床は合成ﾃﾞｯｷのﾒｯｼｭ入りのｺﾝｸﾘｰﾄ打ちとしましたので大変しっかりと作ってあります。

非常に仲の良い家族で、打ち合わせに事務所に来られるときも、おばあちゃんとご夫婦、

娘お2人必ず見え、新潟に嫁いだ真ん中の娘さんもこちらに帰省している時は、子供つれ

で来られ、にぎやかです。全体の打ち合わせも、細かな部分も皆でわいわいと話合って

決めていました。ですから現場にもご家族皆で一緒です。

工期は少しかかってしまいましたが、太陽のいっぱい差し込む明るい居間が好評で

大変喜んでいただきました。

関係者のみなさん、ありがとうございました。

Ｈ氏の住まい（3）

昨日2月4日、7回目の打ち合わせでした。

ご主人のＲさん（オーストラリア人）とご一緒に、事務所に見えられました。

基本のプランと、模型を作ったので見ていただきました。

主室を2階に設け、井野川を望む広いﾃﾞｯｷと、すべての部屋がそのﾃﾞｯｷに面する構成

としました。

1階はご主人の事務所とＨさんのスタジオです。

模型を前にお二人でいろいろ夢を語られていましたが、英語なのでこちらにはよく

理解できませんが、喜んでいただいたのはわかりました。

その時ご主人が模型を見ながら「ファニチャー？」と言われました。どうも模型の部屋の

中に家具が無いのか、ということのようです。

普通作らないのですが、熱心さに負けて「うちのスタッフにそういうのが好きなのがいます

ので、作らせますよ」ということになりました。

基本プランはおおむねＯＫということになりました。

これから詳細の部分での詰めの作業になります。

楽しみです。

H氏の住まい（2）

その後何回か打合せましたが、お話の中で今現在家具をたくさん

お持ちということで、一度おじゃまして状況を見させてください、

ということになりました。ではさっそく今のアパートにと、訪問して

みました。いってみると想像以上で、以前オーダーで購入した

という白塗りの家具がたくさん、こりゃ大変とあらためてスタッフを

つれて寸法を測り出すことしました。

全部で１０個以上はありましたか、ほかに趣味の良いﾊﾞｽｹｯﾄなどの小物類、

カガミがお好きだとおっしゃるとおり、これも１０個くらいはありました。

測り終えるのに小１時間かかり、他にもここに置ききれないソファーなどは実家に

預かってもらっているとのこと、それも近いうちに、種類と寸法を測っていただくこ

とにし、そこを後にしました。

　今まで使っていた家具類は、よほどのことが無い限り、新しい家には合わないこと

が多いため、一般的にはクローゼットの中とか目につかないところに置いていただい

ていますが、Hさんの場合は非常にものが良いもので、また家具全体が統一されてい

ること、塗装を塗りなおして使うとうことで、全部これを生かすことになりました。

そうしますと家具から家全体をﾃﾞｻﾞｲﾝすることになりそうです。

どんな家になるか楽しみです。