はとりさとるのつれづれ日記帳

玉村の家１４

Ｈａさんの家が上棟になりました。

幾日か続いた雨も上がり、新緑も美しいこの日

真新しい材木が職人さん達によって、組みたてられ

家の形になって行く、そんな風景はいつ見ても感動します。

上で働く人達もこの日ばかりはなにか、晴れがましい雰囲気です。

下で見上げるＨａさん親子も、本当に嬉しそうです。

以前人から言われたことがあります。

「医者や弁護士は人から尊敬されている職業だけれども、

相手は病人であったり、訴訟をかかえて人間の病んだ部分と

つきあって生きている。だけど建築は人々の夢や希望を相手

に仕事をしている。

素晴らしい職業と思うが、だからよけいにきを引き締めて」

まさにそのとおりで、晴れがましい職人さん達、にこにこした施主を囲んで

安全と立派な完成を祈っての乾杯でした。

田中島の農家

今設計中のＩｎ邸に行く途中にこの建物は建っています。

堂々たる欅の大木が印象的です。

このあたりの風景の象徴として、古くからここに建っています。

ご多分に漏れずこの農家も、同じ敷地内に新しい住宅が建っており、今はだれも

住んでいない様子です。

大きな欅も、この建物もいつまで残っていてくれるか・・・。

神川町の風景

　埼玉県神川町のいつも通る道からちょっと入った

ところに、こんな風景がありました。

古い火の見やぐら、消火栓と防火用水、長屋門、大きな欅。

しばらくぶりで通ってみましたら、ほとんどの木や建物がとりはらわれ

更地になっていました。