町田酒造の店構えは、例弊使道の街道に、「いらっしゃい!」の あいさつをする、もてなし顔。 裏にまわると、酒つくりの現場を思わせる煙突、酒蔵などが立って、杜氏たちの越後弁や働く人たちの声が空気を沸きたたせる 生活の顔。 暗い路地を走り、キュウリやトマト畑を抜けると子どもの夏の水浴び場「滝川」が待っていました。 文 原 佑典