例弊使街道からひとつ南の路地の道に、蔵 と長屋でしっかりと構成された門、堀米さん の長屋門があります。 かつては、新町から埼玉県、秩父連峰を一 望する眺めがご馳走でした。 今は、ご近所の人たちがこの門の下でおし ゃべりをしながら、ゆったりと時の流れを味 わい楽しんでいます。とくに、夏の涼風は 格別。 「玉村の軽井沢です」と堀米さん。
文 原佑典